【アカペラライブ運営】出演者向け、当日の注意事項まとめ
この記事では、アカペラライブ当日に、出演者向けにアナウンスしておいたほうがよい注意事項についてご紹介します。
ライブ当日は、紙に印刷するなどして、手元に置いておき、スムーズな運営に活かしてもらえると幸いです。
注意事項一覧
- 会場からのアナウンス
- トイレ、控え室の場所
- 荷物の管理について
- 声出しのルール
- 入退場の動線とタイミング、SEについて
- 当日のタイムテーブル、集合時間の確認
- SNSでの公開ポリシーについて
会場からのアナウンス
まずは、1日利用させていただく会場の方への挨拶と、その会場でのルールを周知しましょう。
「目の前の駐車場は、私有地なので入ってはいけない」だったり、「階段の片側は通路として常にあけておいてほしい」など、会場によって特別なルールがある場合があります。
会場の方から直接お話しいただくのも良いかと思います。その場合は、挨拶の前に事前に一言確認しておくとスムーズです。
トイレ、控え室の場所
初めての会場では、どこに何があるかわかりません。出演者全員に関係するスペースについては、全体にアナウンスしておきましょう。
荷物の管理について
控え室の場所に関連して、荷物の管理方法についてもアナウンスをします。
貴重品は、原則自己管理とするのが良いと思いますが、グループによっては衣装など大きな荷物がある場合も。控え室を荷物置きにするのか、会場の一角を荷物置きに使わせてもらうのか。
会場の大きさやルールに応じて、検討してください。
声出しのルール
アカペラならではの注意事項です。多くのグループは、ライブ当日に声出しを希望すると思います。その際、近隣の迷惑にならない場所を選ぶ必要があります。
会場の方にも確認をし、もし声出しOKの場所があるようであれば、その場所を指定しましょう。NGの場合も、きちんとアナウンスが必要です。
特に取り決めがない場合は、各自の判断となりますが、近隣の迷惑にならない場所で、節度ある対応をお願いするようにしましょう。
入退場の動線とタイミング、SEについて
意外と忘れがちなのが、入退場の動線設計です。何度も利用している会場であれば、説明不要かもしれませんが、それでも念の為確認しておくことを推奨します。
具体的には、
・入場する動線はどこか
・退場する動線は、入場と同じか(違う場合は、その動線について)
・次の出演者の待機場所はどこか
・待機タイミングは、出演の直前でよいのか(余裕をみて2バンド前の場合もあり)
を確認し、アナウンスします。
また、非常に細かいところですが、直前の出演バンドが退場しきったら、すぐ入場してもよいのか、SEが流れてから入場するのかなど、入退場のタイミングについてもアナウンスしておくとよいです。
転換がもたつくと、それだけでライブの雰囲気がダレるので、ステージの盛り上がりに影響します。運営としてだけでなく、出演者としても、転換のスムーズさ・スマートさを意識しましょう。
当日のタイムテーブル、集合時間の確認
最後にタイムテーブルと集合時間を確認します。
ライブハウスを借りてのライブであれば、多くの場合、リハーサルを始める直前に、注意事項を確認すると思いますので、
・何時から何時までがリハーサルなのか
・すべてのグループのリハーサルが終わってから、出演者は何時にどこに集合するのか
・開場と開演時間について
をアナウンスしておきましょう。
特に集合時間について、出演者も受付をする必要がある場合は、このタイミングでアナウンスすのが良いと思います。
SNSでの公開ポリシーについて
SNSなどでの写真・動画など、公開の可否についても確認しておきましょう。有料ライブなどの場合、演奏動画は公開を許可しないこともあります。
撮影自体NGなのか、公開のみNGなのか、あるいはすべてOKなのか。会場、出演者ともに確認しておくほうがよいでしょう。
もし公開を前提としているのであれば、その前提を伝えた上で、念の為NGがないかを確認しておくと丁寧です。
まとめ
ライブ当日は、予想外のことが起こり、その対応に脳のリソースがもっていかれることが多いです。
運営の心の余裕は、ライブ全体の雰囲気に影響します。
上記の注意事項は、概ね事前に準備できるものばかりですので、事前に準備できることはできるだけ準備しておいて、当日の不測の事態に備えましょう。